ロフトと屋根裏収納の違い
ロフトと屋根裏収納の違い

「ロフト」と「屋根裏収納」はとても似てはいますが違うものです
不動産業界では「居室の一部になっているのがロフト」「物置的な役割のものが屋根裏収納」といった風に分けられています
しかし建築基準法ではどちらも「小屋裏物置等」として扱われていて、とくに定義はありません

*ロフトとは
天井高を高くした部屋の一部を2層にした上部スペースのことです
部屋の一部が二段になっています
構造上階段がしっかりしていて比較的安全に上り下りしやすいのもロフトの特徴です

*屋根裏収納とは
ロフトと同じく2層部分の上部スペースのことですが、ロフトと違い居室の一部ではないことが大きな違いです
よく見られるパターンは、天井に開閉式の入口に折り畳み式や取り外し式のはしごが設置されている形です
構造的に密閉空間になりやすいので夏はとても暑いです
人が過ごすのには向かないことが多いです
ロフトや屋根裏収納は、屋根下のデッドスペースを収納として活用できたり
ロフトであれば天井が高くなり、部屋に開放感がでたり様々なメリットがあります
また、屋根裏収納は熱や湿度がこもりやすく、メンテナンスが必要であり
ロフトは天井が高くなって開放感がでる分居室の空調は効きにくくなってしまいます
ロフトや屋根裏収納は「レジャー用品や季節のオーナメントなどの日常使用しない物が多い方」「 トイレットペーパーなど軽いけどかさばるものをストックしておきたい方」におすすめです!
逆に「収納に手間がかかるのは嫌な方」「足腰に不安があり、階段や梯子の上り下りが難しい方」にはおすすめできません
物件購入でロフト付き物件を探されている方や注文住宅をご検討されている方はご参考までに☆