階段下をどう使う?アイデアをご紹介
階段下をどう使う?アイデアをご紹介
【プラン1】階段下を収納にする
☆階段が家のどこにあるのかでしまう物を決める
建売住宅の場合、階段下が収納スペースになっている間取りを多く見ます。また、注文住宅を建てる場合には、階段下を収納スペースにしたいと考える人もいるでしょう。
「階段下に収納スペースがあっても、何をしまおうか悩む人は多いようです、しまう物は、階段が家のどこにあるかで決めるとよいでしょう。例えば、洗面室に近いなら洗濯や掃除に使うグッズや買い置き品、トイレに近いならトイレットペーパー、キッチンに近いなら食品や飲料の買い置き品をしまう場所にすると便利に使えます。
【プラン2】階段下をトイレにする
☆男性家族の意見を聞いてから決めたい
延床面積を有効に使いたい場合、階段下をトイレにする方法があります。ただ、階段下特有の“天井が斜めになる空間”は、ともすれば圧迫感を感じるかもしれません。
「斜め天井は空間に動きが出て、遊び心も感じられるので、私は好きです。ただ、トイレにする場合、座って用を足す方は気にならないと思いますが、立って用を足す方は斜め天井に圧迫感を感じたり、身体が大きいと使いにくく感じる可能性があります。
【プラン3】階段下を書斎にする
☆オープンな書斎コーナーにするのがベター
そもそも階段は、下階と上階をつなぐ吹抜けのスペースです。また、下階と上階をつなぐ動線でもあり、人が昇降するときには音や振動が生じます。この階段ならではの特性を踏まえたうえで、どのような書斎空間にするかイメージすることが重要です。
「リビングイン階段の場合、オープンスペースという特性を活かし、家族みんなで使う書斎コーナーにするとよいと思います。家族共有のパソコンを置いたり、親に見守られながら宿題をしたい子どもの学習スペースなどに適していると思います。
【プラン4】階段下をテレビスペースにする
☆テレビのサイズに合わせたスペース決めを
リビングイン階段の場合、階段下をテレビスペースに活用するのもよいアイデアです。
「以前は家族そろってテレビを観る機会が多かったので、リビングはテレビ中心のレイアウトが一般的でした。しかし最近は、『テレビは各人がタブレットで見るので、リビングの中心に置かなくてもよい』というお客様が増えています。
とはいえ、リビングにテレビが無いと困ることもあるので、デットスペースになりがちな階段下を、上手く活用できるとよいですよね」