使いやすいパントリーの広さは何畳?
使いやすいパントリーの広さは何畳?
家の間取りのどこに設けると使いやすい?
設ける場所は、収納したい物で決めよう
パントリーとは、主にストック食材や調理器具などをしまう収納スペースのことで、「食品庫」とも呼ばれます。
「スペースの成り立ちを考えると、キッチンに近い場所に設けて、食品ストックや調理器具、調理家電などをしまうのが一般的です。
現在、キッチンはつり戸棚のないタイプが人気ですが、このタイプは収納が不足しがちです。
新築やリフォーム時につり戸棚のないタイプを選ぶなら、近くにパントリーを設けて、バックヤード的に使えるようにするとよいでしょう。
窓やカウンターを設けて、家事室やランドリールームを兼ねても
パントリーの発展形として、家事室やランドリールームを兼ねる間取りもあります。
キッチンや洗面室の近くにある程度の広さが確保できるなら、洗濯機を置いたり、窓やカウンターを設けて、家事室やランドリールームを兼ねたパントリーにするのもよいでしょう。
扉の有無は、他の空間から見えるかどうかで選ぶ
パントリーをつくるときに、出入口に扉をつけるべきか悩む人もいるでしょう。
「パントリー内部が他の空間から見えてしまい、内部を見せたくない場合は、扉をつけて“目隠し”をしましょう。
扉の種類は、扉の開閉スペースが取れれば開き戸に、あまりとれない場合は引戸や折り戸、ロールスクリーンやカーテンがよいと思います。
物を持って出入りする機会も多いので、開けっ放しにしても邪魔になりにくいことや、予算も考慮して選びたいですね♪
広さ(畳数)や奥行きなどの寸法の目安は?
広さは、1畳以上を目安に☆
パントリーの広さの目安は、主に何をしまいたいのかと、どのように使いたいかにより変わります。
“食品庫”として使い、扉を閉めても中で作業できるウォークインタイプのパントリーをつくりたい場合、4人家族なら1畳以上が目安になります。
例えば、間口170cm×奥行き85cmの空間なら、大型冷蔵庫と奥行き30cmの造作棚を対面で配しても、パントリー内にゆとりある作業スペースを確保できます。
造作棚は床から天井まで使い切ると5~6段は設置できるので、かなりの物を収納できます
物件購入の際は是非参考にしてみてください☆
場所や広さをきめたら照明や通気にも配慮し、しまう物に合わせた収納グッズを活用することで、後悔しないパントリーをつくってください♪